ページをご覧頂きありがとうございます。
株式会社修徳の代表、小谷修平(オダニ シュウヘイ)です。
このページでは会社の設立趣意について書こうと思います。
自己紹介
まず、簡単な私の自己紹介をさせてください。
私は愛知県の稲沢市というところの出身です。
1988年8月25日生まれ。
東海高校→東大→東大大学院と学び、新卒でフィットネスクラブの本社に3年勤務してから起業して今の仕事をしています。
中学はサッカー部、高校は柔道部に所属していて、大学からジョギングサークルに入って走り始めました。
頑張ればどんどん結果につながるのが楽しく、マラソン友達にも恵まれて学生時代は走ることに没頭していました。
今はウルトラマラソン(特に24時間走や250km級)を中心に走っています。
主な競技成績
◆2012年24時間走 世界ランキング6位(256.861km)
◆2013年24時間走 世界選手権日本代表(団体戦準優勝、個人7位)
◆2017年24時間走 世界選手権日本代表(内定)
◆2018年24時間走 世界ランキング10位(255.279km)
マラソン以外では読書が好きです。
トレーニングや栄養などマラソンに役立つ関係のものはもちろん、心理学や自己啓発系も好きです。
特に好きな本は『君たちはどう生きるか』『二宮翁夜話』『ファスト&スロー』
会社設立の想い
私は2007年からマラソンを始めました。
マラソンのこととなれば、何時間でも話し続けられるくらい素敵な思い出がたくさんあります。
例えば、2013年の24時間走世界選手権に憧れだった日本代表選手として参加した時のことは今でも鮮明に思い出すことができます。
- 誇らしい気持ちでいっぱいだった開会式(胸を張って、ズンズン歩かずにはいられない気持ちでした)。
- 団体戦勝利のためにチームで励まし合った辛い深夜の時間帯(魂が繋がるような一体感を感じた)。
- 「自分がこれまでやってきたことは間違ってなかったんだ!」と泣きながらチームメイトに語っていたゴール直前の自分。
いつ思い出しても胸が熱くなって、体の芯からエネルギーとポジティブな気持ちを与えてくれます。
数え切れないほど沢山の恩恵をマラソンから受けてきました。
マラソンは自信や自尊心を与えてくれます。
頑張った先には素晴らしい達成感があります。
誰にでも挑戦する機会がひらけていて、成長する喜びや自分自身に期待する気持ちが持てます。
大会や練習会に参加すれば人生の財産となる友人と出会えることもあります。
大会では非日常を味わうことができます。
目標があって、感情豊かな生活をすることができます。
世間的には「走るのなんて辛い」という考えの人の方が多数派でしょう。
では、こんな風にマラソンに没頭しているのは私だけでしょうか?
そんなことはありません。
2015年チャレンジ富士五湖(118km)に参加したとき、こんな男性を目にしました。
まだ20km地点というのに歩き出して、携帯で(おそらくご家族に)「もうゴールまで行けないけど、出来るところまで行くから、、、」と声をつまらせている男性がいました。
どうでも良いことで失敗してもあんな風に悔し涙を流すことはできません。
2017年のスパルタスロンに応援に行った時、最終エイド地点で私の手を取って「応援ありがとうございました。おかげさまで元気をもらえました。必ずゴールまで行きます。」とうれし涙で顔をゆがめて感謝の念を伝えてくれた男性がいました。
そしてその周りには彼の姿を見て涙ぐむ人や両手の拳をつきあげて「いいぞ! あと少しだ! 行け!」と鼓舞する人たちの歓声がありました。
動画:スパルタスロンゴールの瞬間
マラソン大会に行けば、マラソンに心を動かされている人が大勢いることがわかります。
私はこういうことを見て、感じてきたので、走ることが人生を豊かにするという可能性を信じています。
もちろん、全ての人がマラソンを趣味にする必要はありませんし、走るとしても「健康の手段」としてそこまで没頭する必要はありません。
(人にはそれぞれ自分にあった分野・やり方があるので)
私がしようとしていることは
- マラソンを好きになれる素質があるのにそれに気付かないでチャンスを逃している人にマラソンの面白さを伝える
- マラソンをしている人がさらに楽しくなるように目標達成をサポートしたり、障壁を克服するようなサービスを提供する
- 私と同じようにランナーの生活がより豊かになるような活動をしている人たちと相乗効果を生むような仕事をする
です。
上記を通じてマラソンが生み出しうる価値をより大きくできれば良いなと思っています。
修徳の由来
「修」は修養(学問を修め精神をみがき、人格を高めるよう努力すること)
「徳」は人徳などの徳
からとった字です。
人の一生も会社もいつかは終わりが訪れるものです。
会社の(あるいは私の人生の)最後の瞬間を迎えたときに後悔が無く、胸を張れるようにしたい。
それを叶えるためにはどんな経営判断をしていけば良いのだろうか?
そう自問したときに私の心が出した答えはこうでした。
「日々人格を高める努力をしよう。
そして、自らの正義感に則った決断をしよう。」
この想いから修徳の社名をつけました。